縄文時代は、日本の先史時代の1つで、約13,000年前〜2300年前まで続いたとされている時代。
土器の誕生
縄文時代では、縄文土器が誕生しました。この土器は主に、食べ物の保存のほか、食物の煮炊きや加工に使用されました。
住環境
縦穴住居が広まり、人々の定住が主流になってきました。
また、人々の集まりとしてムラができ、協力して何かを成し遂げられるように進化した。
食生活
以前までの狩猟に加えて、海や川で貝を集めたり、木の実を採取したりして、食物の種類の幅が広がっていきました。
貝塚
縦穴住居の周りには、貝塚と呼ばれる入れ物のような、堀のようなものが作られました。
そこには使わなくなった土器や釣り針、生活用具、食べ終わった後の貝殻のほか、耳飾りのような装身具が埋められているのが見つかっています。
人骨が見つかっていることもあり、「ゴミ箱」と一概に言えるものではないと言われています。
文化
人々は、女性をかたどった土偶を作成し、その周りにストーンサークルを築き、豊かな自然の恵みを願うまじないや祭りを行ったと考えられています。